【第001話】積立でリピート系FXやってます。

はじめまして『へたっぴ』です。

 

2019年1月3日のアップルショック

リピート系FX自動売買のメリットは余裕資金をしっかり入れて運用していれば相場を見なくてもほったらかしで資産を増やせることです。

その凄さは私が改めて紹介しなくても、たくさんの方がブログで記しています。

ただ、リピート系FX自動売買は含み損を常に抱えながら運用していくことになるので余裕資金をしっかり入れて運用しないと危険な状態になります。

先日のアップルショックによるクロス円通貨の暴落の際も、少なくない方々がロスカットの憂き目にあっています。

しかしながら、1日で為替は大きくリバウンドをして暴落前に戻りつつあります。

結局ハイレバレッジにしていた人だけが退場してしまいました。

資金管理の重要性を再認識させる一日だったと皆さんも感じているのではないでしょうか。

リピート系FXの記録を公開されている方々は資金管理の重要性を何回も述べています。

私がチェックしているリピート系FXブログのみなさんは15-20円くらいの暴落に耐えることができる設定を推奨していますので、このくらい暴落は逆においしい動きだったと思います。

ただし15-20円の暴落に耐えうる設定を行う場合、現実的な設定では50万円くらいの原資で運用しないとキツイのではないのでしょうか。

リピート系FXを積立で行うようになった理由

私はサラリーマンなので毎月決まった収入があるので、その中から毎月一定の額を投資に回しています。

何に毎月投資するのか?

高スワップ通貨積立(トルコリラ、南アフリカランドetc)が、FXでの積立て投資の代表的なものでしょう。

 

僕も様々なブログを参考にしながら、毎月せっせと高スワップ通貨に積立投資し、リピート系FXは開始当初の元本で運用していました。

しかしながら、まだまだ「毎月の利益<毎月の積立額」の状態です。

したがって、この状態では自分のFX資産における新興国への投資比率がどんどん高くなってしまう!!

ことに気が付きました。

新興国通貨への投資はカントリーリスクがあるので、投資比率を高めたくありません。

そこで、

毎月の積立は何に投資しよう・・・

今のFX投資スタイルで運用するならリピート系FXでの運用に充てるべきだろうな。

トラリピの原資を増やすのに使うか?

安全性は高まるけど、毎月の積立分を効率的に使えんしなぁ。

そもそもトラリピの設定も無理してないし。

マネパの連続予約注文なら1本ずつ好きに発注できる!!

積立分を原資にして毎月連続予約注文を新規で増やそうっと!!!

と考えました。

 

リピート系FXの場合、100万の運用も1,000万の運用では入ってくるお金の大きさが違うだけでやることは同じです(まぁ設定は違うと思いますけど)。

しかしながら、20万円稼ぐためのリスクは100万の運用と1,000万の運用では大きく異なるはずです。

運用元本を毎月増やすことで投資活動に余裕がでてきます。

余計な気苦労が減ります。

積立リピートFXのやり方

ここからは私が「積立リピートFX」と命名した運用手法について紹介します。

みなさんの予想通り、「リピート系FXの元本」を「積立」ながら運用するものです。

私は毎月4万円を元本としてマネーパートナーズのnano口座に入金しています。

通貨ペアに関わらず20,000円を一つの注文の元本と考え、毎月2つ連続予約注文を新規で設定しています。

なので1年間で24本の新規注文を出す(トラップを仕掛ける)ことになります。

どのFX会社を使うのか?

これはマネーパートナーズ一択でしょう。

マナーパートナーズの連続予約注文は他社のリピート系注文と異なり、1本ずつ好きな価格、好きな値幅で設定を行うことができます。またnano口座であれば100通貨単位なので他社ではできない300通とか1100通貨での注文が可能です。

マネースクエアでも「リピートイフダン」注文があるので全く同じように随時、注文を追加することは可能です。

しかし、トラリピと違って「リピートイフダン注文」は手数料がかかります

 

トラリピと同じように1回設定すればそのあとは完全放置できますが手数料がかかるのはいただけません。

まぁこのあたりは好みがわかれるところですけど。

 

マネーパートナーズのnano口座を使うにあたり、上記のような長所、さらにスワップが高い、スプレッドが狭い、滑りにくい等の長所はありますが、もちろん短所もあります。

管理がしにくい。ツールがいまいち etc

これらの点についてはまだ別記事で。

私は

連続予約注文の長所>マネパnano口座の短所

と考えているのでマネパ一択です。

どの価格に注文を出すのか?

新規注文の設定を毎月していますが、①現在価格に近い価格(0.25~0.5円間隔は開ける)②現在価格よりも3~5円くらい低い価格、で順番に発注する感じです(リスク分散のため)。

①現在価格に近い価格⇒資金効率を考えて

②低い価格 ⇒急落時の安全性を高めるため

と考えています。

 

へたっぴの米ドル/円の積立連続予約注文の履歴

*開始当初は4万円/月の積立と決めていたわけではないので、同じ月に追加で積立たりしています。

*95~100円にも仕掛けていましたが、急落後に改めて考えればいいやと思ったので現在は取りやめています。

 

こんな感じで適当に連続予約注文の買い設定をしています。

表を見てもらえればわかりますが、注文数量はバラバラですが、下の方の価格では1回の注文数量を多くするよう意識しています。

100通貨単位で調整できることはnano口座の使いやすいところですね。

 

ロスカットラインは?

2万円を1つの注文の原資とした場合、先進国のクロス円では1000通貨単位が基本になると思います。

購入価格別毎のロスカットラインの概算値は下の表にようになります。

 

表.1000通貨単位を2万円で購入した場合のロスカットラインの概算値

購入価格 ロスカット値 下落幅
120 104.80 15.20
115 99.60 15.40
110 94.40 15.60
105 89.20 15.80
100 84.00 16.00
95 78.80 16.20
90 73.60 16.40
85 68.40 16.60
80 63.20 16.80
75 58.00 17.00
70 52.80 17.20

ロスカットラインは概算値です。

FX会社によって異なるので上記表はあくまで参考値です。

 

70~120円で購入できる通貨の場合、15円の下落に備える必要があります。

2万円あれば、1000単位での購入ならなんとか耐えることができそうです。

(これが積立リピートFXを実施するにあたり2万円を一つの単位とした理由でもあります。)

2万円積立リピートFXのロスカットラインについてはいろいろ計算してみたので別記事で詳しく書こうと思います。

積立リピートFX投資のメリット

・運用原資が少ない状態でもリピート系FXを始められる。

多くの方がリピート系FX投資ブログで成績・手法を公開していますが、設定を見るとみなさん結構な額の資金を最初から投入して開始しています。

最低額でも30万円くらいからのスタートではないでしょうか。

リピート系FXは「イフダン注文の繰り返し」を「様々な箇所に仕掛ける」という投資法です。

「様々な箇所に仕掛ける」ために多くの資金が必要になりますが仕掛ける本数が少なくなれば、当然必要な資金は減ることになります。

2万円あれば余裕を持ってリピート注文が1つ出せますのですぐにでも開始できます。

*引用:マネーパートナーズHPより

・リスク分散になる

トラリピやループイフダンは複数の注文を一定の値幅間隔でまとめて発注するので、

何も考えなくていいのですが一つだけ苦手な状況があると思います。

それは急落した後、下の方の価格でレンジに相場なる場合です(下の図のような場合です)。

急落に伴いポジションが増えることになるので、その後の得意なレンジ相場になっても含み損が大きいため、上の方のポジションを損切しないと何もできません。

まぁ何もやらずにじっと待つというのがリピート系FXの真髄でもありますが。

でも含み損が大きいことは、その後の下落にも怯えながらの運用になります。特に利益が十分に貯まっていない状況では例えロスカットラインがもっと下だったとしてもあんまり気持ちがいい状況ではないです。

 

 

積立リピートFXはでは間を置いて新規発注するので時間によるリスク分散が可能です。

また、

①防御のために値幅を大きくとって下の方に仕掛ける

②資金効率を考えて現在値に近い価格に仕掛ける

ことでさらにリスクを分散させることが可能になります。

 

マネパの連続予約注文であれば自由に仕掛けることができる(逆指値以外)ます。

なので、上の図のように

①急落に備えて5円くらい低いところにも予め仕掛ける。

②余裕が出てきたら現在価格に近いところに厚めに仕掛ける。

ことでリスクに対する耐性を高くした設定が可能になると思います。

なんたってリピート系FXにおいて資金管理は命ですから!!

 

積立リピートFXを開始した当初はここまで考えていなかったので、トラリピみたいな感覚で仕掛けていました。

下の表を見ていただければわかる通り、開始当初は0.25円間隔で仕掛けていましたので86~87円付近のポジションをけっこう抱えています。

一応、急落に備えて下の価格にも仕掛けながら、資金管理をしていますが、86円付近に仕掛けた注文はリピートによる決済金額よりも今のところ含み損の方が大きいです。

 

へたっぴの豪ドル/円の連続予約注文の履歴(81.25~85.98間は省略)

 

・複利効果を使える

運用を続ければ当然利益が積み重なります。

マネパの連続予約注文なら少額からリピート注文を発注できますので、利益を原資として新たに新規注文を仕掛ければ早い段階から複利効果を積み重ねることができます

僕は現在7通貨ペアで連続予約注文によるリピート系FXを行っています。

しかしながら合計で2万円の利益が出たらではなく、通貨ペア毎に2万円の利益が貯まったら、同じ通貨ペアに連続予約注文を仕掛けるようにして再投資を行っています。

合計で2万円の利益が出た時点で再投資の原資とするのが資金効率の面からは最も良いとはわかっています。

が、通貨ペア毎に収支管理を行いたいのと、現在の資金量に対する安全性を考えて、まだそんなに攻める気にはなれませんので再投資も現時点では急がないでおこうと思います。

 

ここまで長々と積立リピートFXについて書きましたがいかがでしょうか?

開始当初は仕掛け本数も少ないので利益は少しです。

でも仕掛け本数が増えると、利益の増加スピードも少しづつ増えると思うので育てる楽しみがあります。

 

僕の積立リピートFXの状況については月1回の日記として記録していきます。