へたっぴです。
最近の円安により、2年くらい前に買ったポジションの決済が相次いでいます。
リピートFXなので決済幅を固定しているため、為替による利益は500~1000円です。半分『やれやれ売り』みたいなものなので為替差による利益は大したことはないのですが2年分のスワップがおまけでついてきています。
だいたい1000通貨あたり2000~2500円くらいですかね。
僕の場合、2万円で1000通貨単位で仕掛けていますのでカナダドル、オーストラリアドルは2万円を証拠金に8万円分を運用していることになります。
つまりレバレッジ4倍くらい。
金利差が1~1.5%だとすれば、一つの仕掛けでは年間4~6%のスワップポイントをもらうことになります。
『やれやれ売り』でも、含み損に耐える精神力さえあれば1年間で4~6%の利益はかなりの確率で得られることになります。
4~6%ってけっこう大きいですよ。
何と言っても何もしてないですから。
2016年に永眠された著名投資家の竹田和平氏の投資格言です。
為替と株では種類が異なりますが、為替は株価以上に相場環境に大きく影響を受けるので、気にしてても仕方がありません。
市場の動きを気にせず(ロスカットラインは思いっきり気にして安全なレバレッジで)、スワップを貰いながらのんびり投資という心構えはFXにおいても大事ですね。
それにしてもコロナショック以降の円安トレンドの継続は何なんでしょう?
バイデン政権になったら円高になるんじゃなかったの!?
オーストラリアドルの85円、カナダドル87円、米ドル109円到達まではもっとかかると思っていました。
1年前のコロナショックによる下落時の時なんてオーストラリアドルは1か月で72円から61円台まで落ちてたのに1年で回復どころからさらに上がるなんて想像もしてませんでした。
「暴落時は買う!」と心に決めていましたが、1年前の急落する相場では全く動けないどころか、損切りをしてしまう始末。資金を追加することもやろうと思えばできましたが、含み損が確定損(ロスカット)に代わることが怖いと思ったので、何もできませんでした。
相場観がある?投資家の方であれば入金しながらポジションを増やしてたのかもしれませんがへったぴ且つビビリな僕には無理でした。
コロナ拡大当初は
「全人類の命が危機!」
「リーマンショックと違い、金融政策ではどうにもならない!」
「この暴落は過去のものと種類が違う!」
みたいな言葉が飛び交っていましたよね。
夏には気を取り直して、二番底に備えて仕掛けましたが完全に不発。カスリもしませんでした。
損したわけではないのでまぁいいやとは思っていますが、この相場観のなさがへたっぴである所以ですね。
今の運用状況は1年前より遥かに暴落に対する耐性は上がっています。
入金も続けて単純に運用資金が増えてるし、決済されたポジションは下の値段に設定しなおし、新興国通貨は撤退、ショートヘッジを増やし、暴落に強いAUD/NZDの割合を増やしたり、といろいろ対策を行いました。
しかしながら、次に暴落が来たときに動けるかは正直言ってわかりません。
市場が好調な時こそ、暴落の恐怖を思い出して備えておこうと思いながら今は守り重視の姿勢で運用しています。