へたっぴです。
僕はリピート系FXの運用開始直後はマネースクエアのトラリピを使っていたのですが現在はマネパnanoを使っています。
連続予約注文が気に入っているのと、100通貨単位で仕掛けることができる、スワップが高めというのが主な理由です。
ところが、最近?いつからそうなったのかわかりませんがマネパnanoのスワップがとんでもなく酷いことになっているのに気が付いてしまいました。
酷すぎて運用会社の変更を検討しても良いくらいです。
マネースクエアとマネパnanoのスワップ比較
買いスワップ比較
最近のマネースクエアとマネパnanoの買いスワップを比較した表が下になります。
マネパnanoの惨敗です。
米ドル円、NZドル円、カナダドル円はほぼ2倍の差があり、豪ドルにいたっては5.8倍の差です。
最近、豪ドルのスワップが低いなと思っていましたがまさかここまで差が付くとは思ってませんでした。
通貨ペア | マネースクエア | マネパnano |
---|---|---|
USD/JPY | 73 | 39 |
EUR/JPY | 67 | 41 |
EUR/USD | -133 | -151 |
EUR/GBP | -69 | -82 |
AUD/JPY | 70 | 12 |
AUD/USD | -59 | -75 |
AUD/NZD | -30 | -31 |
NZD/JPY | 85 | 35 |
NZD/USD | -28 | -33 |
CAD/JPY | 118 | 46 |
GBP/JPY | 126 | 50 |
GBP/USD | -57 | -94 |
TRY/JPY | 6 | 2 |
ZAR/JPY | 1 | 2 |
MXN/JPY | 9 | 9 |
売りスワップ比較
マネースクエアとマネパnanoの売りスワップを比較した表が下になります。
買いスワップと同じく、マネパnanoの惨敗です。
ユーロ円はほぼ2倍、オージーキウイ(AUD/NZD)は4倍の差です。
唯一カナダドル円だけわずかにマネパnanoの方がマイナススワップが少なくて済むという結果になりました。
通貨ペア | マネースクエア | マネパnano |
---|---|---|
USD/JPY | -157 | -185 |
EUR/JPY | -83 | -177 |
EUR/USD | 87 | 46 |
EUR/GBP | 62 | 42 |
AUD/JPY | -98 | -145 |
AUD/USD | 9 | 8 |
AUD/NZD | 23 | 6 |
NZD/JPY | -112 | -128 |
NZD/USD | 10 | 3 |
CAD/JPY | -131 | -111 |
GBP/JPY | -152 | -188 |
GBP/USD | 37 | 5 |
TRY/JPY | -55 | -81 |
ZAR/JPY | -5 | -9 |
MXN/JPY | -14 | -27 |
売買スワップの差
下の表は売りスワップと買いスワップの差を示しています。
スワップは売りと買いでプラスとマイナスが逆になるだけではありません。プラススワップはFX会社の手数料が引かれ、マイナススワップはFX会社の手数料が追加されるます。つまり、売りと買いのポジションを同数持った場合、マイナススワップをプラススワップで完全に相殺できるわけではありません。
このFX会社の手数料が『くせもの』で、プラススワップとマイナススワップで異なる場合が多く、だいたいマイナススワップのときに追加される手数料が多いです。
豪ドル円を売りと買いの両方で1万通貨づつ保有した場合、
<マネースクエア>
プラススワップ:70円
マイナススワップ:-98円
差し引き、毎日28円の支払いが発生します。
<マネパnano>
プラススワップ:12円
マイナススワップ:-145円
差し引き、毎日133円の支払いが発生します!!
つまり、マネパnanoではマネースクエアの4倍のスワップを支払う必要があります!!
トラリピは基本逆張りなので落ちてくるのを拾って、回復するまで含み損を抱えながら待つ。これを何回も繰り返すというのが基本なので、長く保有するポジションがどうしても出てきます。
プラススワップだけなら良いですがハーフ&ハーフ戦略を取った場合、プラススワップとマイナススワップのポジションを同時に保有する、もしくはどちらかを保有することになります。
マイナススワップのポジションだけの場合、スワップの大きさは気になるところです。
売買スワップ差の比較
通貨ペア | マネースクエア | マネパnano |
---|---|---|
USD/JPY | -84 | -146 |
EUR/JPY | -16 | -136 |
EUR/USD | -46 | -105 |
EUR/GBP | -7 | -40 |
AUD/JPY | -28 | -133 |
AUD/USD | -50 | -67 |
AUD/NZD | -7 | -25 |
NZD/JPY | -27 | -93 |
NZD/USD | -18 | -30 |
CAD/JPY | -13 | -65 |
GBP/JPY | -26 | -138 |
GBP/USD | -20 | -88 |
TRY/JPY | -49 | -79 |
ZAR/JPY | -4 | -7 |
MXN/JPY | -5 | -18 |
下のグラフはプラススワップとマイナススワップの比率を示したものです。
マネパnanoではトルコリラ円ではなんと40倍。
1,000通貨を売りポジションのスワップを相殺するためには40,000通貨の買いポジションのスワップが必要です。
現在、ハーフ&ハーフで運用しているNZD/USD、AUD/NZDもこの比率が高いです。
AUD/JPYはこの比率、スワップ差を考えるとショートポジションは絶対に持たないほうがいいなと改めて思いました。
もともとマネーパートナーズの評判を調べるとスワップが良くないという評価が多いです。マネーパートナーズFXは確かに良くはないのですが、初心者向けと謳われているマネーパートナーズnanoは以前調べたときはどの通貨も平均以上のスワップをもらえていました。
その分、マイナススワップも多かったけど、プラススワップが多いので割り切ることはできました。
しかしながら、現在はプラススワップは少なく、マイナススワップは多いという最悪なことになってます。
面倒くさいので他社の状況までは調べてませんが、この水準は最悪レベルっぽい感じがします。
個人的には豪ドル円のプラススワップがマネースクエアと比べてもあまりにも低いのがイタすぎます。
過去の運用例だと豪ドル円は最大5万通貨近く保有してました。
現在のスワップ水準ではマネースクエアだと350円/日に対しマネパnanoは60円/日となります。
月単位ではマネースクエアでは10,500円/月に対し、マネパnanoだと1,800円/月!!!
スワップの差がこのまま継続するわけではないですが、運用する会社の変更を検討しても良いレベルです。
幸い、現時点で豪ドル円のポジションは持ってないので資金を移すのは容易です。
ただ、会社を分けるのは資金管理が面倒くさくなるのでやりたくはないんですよね。
マネパnanoの100通貨単位で運用できるのはかなり重宝してるし。
1000通貨⇒2000通貨は資金が2倍必要だけど1200、1500通貨なら1.2倍、1.5倍で良いので調整が楽なんです。
ほんとどうしよう・・・。めっちゃ悩み中。
マネパnanoのプラススワップが増えてくれれば何も問題ないのに。