【第306話】家事を通じて気づいた「本当に大切なこと」

妻のケガで久々に家事を担当してみた

へたっぴです。

先日、妻がトレーニング中にケガをしたので、代わりに家事などをやっています。

基本的に家事は大嫌いなので、普段は専業主婦である奥さんにまかせっきりです。

掃除くらいはたまにやりますが、特に料理が大嫌い。

あまり食べることに興味がないので、時間をかけて作っても、あっという間に食べてなくなってしまうというのがどうしても好きになれません。言っている意味わかりますでしょうか?

1時間とか時間をかけて料理を作っても、一瞬で食べ終わるというこの感覚がどうしても好きになれません。

 

共働きになったら、当然のことながら家事も分担しなければなりません。家事が大嫌いな僕としては、それなら奥さんに専業主婦でいてもらいたいということで、奥さんは働いていません。

とはいえ若いころはそんなに給料が高いわけではないし、奥さんも暇を持て余してたので昔はバイトはしてましたけどね。

今は僕の収入も高い方なので、奥さんは働く気ゼロです。

都会に行ったら、面白そうなので働くとは言ってます。

「家事は想像以上に時間とエネルギーを奪う」

ただ、久々に家事をやってみて気づいたのは――「家事って想像以上に時間もエネルギーも奪われる」ということ。掃除、洗濯、料理……それらを全部こなすだけで一日があっという間に終わってしまう。そこで僕は改めて思いました。「世の中の働く女性は本当にすごい」と。

ちゃんと家事を分担している家庭はあるとは思いますが、自分の会社の人間の勤務状況をみると、とても家事をやる時間があるように見えない人がたくさんいます。

そうなるとやっぱり奥さんにしわ寄せがいくのは想像に難くありません。

せめて自分の課ではそんなことがないように課としての業務量は私の裁量で調整しています。

(あくまで私の課が特殊な環境であり、ほとんどの部署でそんなことはできないのはわかっています。)

そのことで自分の評価が上がらなくてもなんとも思いません。

すでに十分すぎる給料はもらっています。

部下の働き方を見て感じる世代の違い

とはいえ部下がもっと貪欲に仕事をやりたいというのであれば邪魔することはしません。

自分も若いときはそうでした。

『今日できるのであれば明日に延ばさず今日中にやる』これを繰り返すことで実績と経験を早く積み上げてきたという自負はありますし、実際、そのおかげで今のポジションや収入があります。
今の若い世代を見ていると、僕の時代とは価値観が大きく違うのを実感します。
若いころは時間外であっても仕事をすれば、その分早く終わるし、多くの経験もできる。なんてったって、お金をプラスでもらいながら自分も成長できるなんておいしいなぁ、なんて思ってました。
でも若い人は定時ちょっとで帰るのは当たり前。
彼らは「給料」や「昇進」よりも「プライベートの充実」や「心身の健康」を重視していますね。
仕事と人生のバランスを早い段階から考えているのは、正直うらやましい部分もあります。

マネジメントする立場として

だからこそ、マネージャーとして僕がやるべきことは、彼らのワークライフバランスを尊重しつつ、成果をきちんと出せる環境を整えることだと思っています。もちろん、会社というのは結果がすべてなので、ある程度の厳しさは必要です。よっぽどの優秀な人間でない限り、物量作戦は有効なわけで、時には時間外になろうともやらせる時はしっかりやらせる。
そこは自分が上に立つ者として線を引かなければならない部分だと考えています。
今回、妻のケガで久々に家事をやってみて、改めて「家庭があってこそ仕事に集中できる」という当たり前の事実を再認識しました。もし家庭を支えてくれる存在がいなければ、僕はここまで仕事に打ち込めなかったでしょう。つまり、見えないところで家族に支えられてきたわけです。
そう考えると、会社の中で「家事や育児の負担が偏りすぎている社員」を放置するのは、長い目で見て組織にとってマイナスです。
燃え尽きて辞めてしまったら元も子もないですからね。
だから僕は短期的な成果よりも、部下が長く健全に働き続けられるように意識して環境を整えたいと思っています。
時代が変わったのか、自分が歳を重ねたからなのか。
あるいは両方か。いずれにしても、これからの時代は「健康と家庭を犠牲にしない働き方」が成功の前提条件になるはずです。
50代に入ったせいか、なんか最近はこんなことを考えるようになりました。

へたっぴ
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