【第302話】ビットコイン上昇と長期投資の握力

a pile of gold and silver bitcoins

ビットコイン上昇!少しだけ恩恵アリだが・・

へたっぴです。

ビットコインがまた値上がりしていますね。
僕もわずかながら恩恵を受けていますが、正直なところ「もう少し持っておけば…」という後悔が拭えません。

私がビットコインを持ち始めたのは、いわゆる草創期ではありません。すでに価格は草創期の10倍〜100倍に膨らんでおり、「せいぜい数倍になるかもしれない」という軽い期待と、「遊びで持っておく」くらいの感覚でした。10万円分ほど購入しましたが、その後はほとんど値動きもなく、やがてブームも落ち着き、将来性にも疑問を感じました。そして2020年10月、3万円分だけを残して売却――しかも損切りをしてしまいました。

2020年10月中旬のことです。

皮肉なことに、その数週間後の2020年11月から急上昇が始まり、私はブログで「やっちゃったー!」と叫ぶ羽目に。

 

さらに物語(悲劇?喜劇?)は続きます。

2023年には一時下落し、「やっぱりブームは終わった。売っておけば3倍くらいになったなぁ」と妙に安心したのも束の間、2024年からの急騰で現在は1BTC=1700〜1800万円。私が売ったときは140万円だったので、わずか数年で10倍超えです。

残しておいた3万円分のビットコインは今や36万円。もし売らずに9万円分を保有していれば、120万円になっていました。

いろんなところに書いていますが、やっぱり下手くそですね。

笑うしかありません。

それでも「少しだけでも残しておいた」のは良かったですね。


2024年ビットコイン急騰の背景

ネットで調べたところ、2024年のビットコイン上昇には、複数の要因が絡み合っています。まぁ、これだけ材料、投資環境がそろえばそりゃ上がりますよね。

予測できることではないですがビットコインETF承認の動きは2024年よりも前から言われてたはず。

2023年の下落時に購入する勇気があれば・・・。

結果論なので言っても意味がないことは十分わかってます。

米国での現物ビットコインETF承認
 2024年初頭、米証券取引委員会(SEC)が複数の現物ビットコインETFを承認。これにより、機関投資家や退職年金基金など、これまで参入が難しかった大口資金が市場に流入しやすくなりました。

半減期による供給減少
 2024年4月の半減期で、マイニング報酬が半分になり、新規供給量が減少。供給制限と需要増加が重なれば、価格上昇圧力が高まります。これまでも半減期後には価格上昇が起こっています。

インフレ懸念とドル安傾向
 世界的な金融緩和の長期化や米国財政赤字の拡大により、法定通貨の価値低下リスクが意識され、ビットコインが「デジタル金」として資金逃避先の役割を強めました。

トランプ大統領の支持

ある意味、最大の要因かもしれません。トランプ大統領が大統領選前に仮想通貨事業者の米国内での事業活動を行いやすくすると発言しました。実際に当選しました。選挙速報が出るとビットコインは急上昇しました。

投資判断は本当に間違いだったのか?

売った直後の急騰!!!!みたいな後悔は、僕だけでなく多くの投資家が経験しているのだろうと思います。

chatGPTに聞いてみました。

投資判断の良し悪しは「結果論」ではなく、「当時の情報と確率」に基づいて評価すべきです。2020年10月時点では、ビットコインは過去の急騰から調整局面にあり、規制や市場の不透明感も強かったです。長期的成長シナリオは見えにくく、「一部利益確定」や「リスク縮小」は合理的判断だったとも言えます。

問題は「残す量」と「投資ルール」でした。全売却せず3割残したことは心理的には救いでしたが、もし「売却後も一定割合は長期保有」といったルールを明確にしていれば、結果的に今回のような急騰にも乗れた可能性があります。

chatGPTから合理的判断だったと褒められました。

結果論で語ってもしょうがないですからね。

ついでにあーしておけば良かったという結果論言うとさらに別の商品もあります。

現在NISAで持っているダウやS&Pなどの投資信託は元本の2倍くらいになり、総額で100万円ほどの利益になっていますが、実は2017年に一旦ほとんど売却しています。

現在保有しているものは2017年に再度買いなおしたものです。

買いなおしたといっても、1万円から積み立てを開始したので最初からとなります。

つまり、最初に買った後、今まで売らずに持っておけばさらに大きな利益になっていました。

日経平均が4万円を突破している今、日本株全般においてでも言える話です。

さらに円安なのでクロス円通貨もそうですね。

この手の失敗は数え上げればキリがありません。

売らずに持ち続けるための心理的テクニック

長期投資においてに売らずに持ちづつけるにはどうすればいいか、またまたchatGTPに聞いてみました。

言ってることはわかりますが、意味があるような、ないような、微妙な回答が返ってきました。

「売らなければ良かった…」という後悔は、長期投資家の宿命のようなものです。
しかし、完全に避けられないとしても、その頻度やダメージを減らすことは可能です。以下は保有継続のための心理的工夫です。

「売らない口座」を作る
 証券口座や取引アプリが1つしかないと、つい短期売買の誘惑に負けがちです。長期保有用と短期売買用を完全に分け、長期口座はログインすらめったにしない環境を作ることで、衝動売却を防げます。

売却理由を事前に決めておく
 「価格が○○%下がったら売る」ではなく、「このプロジェクトの技術的優位性が失われたら」など、ファンダメンタル条件を基準にすると、短期的な値動きに惑わされません。

資産全体でリスク管理する
 「この投資が失敗しても生活に影響しない」という状態なら、精神的に握力が増します。総資産の数%程度に抑えることで、相場の上下に振り回されにくくなります。

価格通知を切る
 アプリの通知や価格アラートは、投資判断を感情的にします。特に長期保有資産は「見ない工夫」が大切です。

“もしも持っていたら”ノートをつける
 売却後も「仮に持ち続けていたら今いくらになっていたか」を記録すると、自分の売買傾向を客観視できます。これは「過去の失敗から学び、次の行動に活かす」ための反省帳になります。

 

長期保有は単なる忍耐ではなく、感情をコントロールする仕組みづくりです。
人間はどうしても短期的な利益や損失に反応してしまう生き物。だからこそ、「見ない・触らない・ルールで守る」という環境設計が、結果的に大きなリターンを生むことがあります。

資産全体でのリスク管理はできます。それ以外は正直言って効果が微妙な気がしますが、こういうことをしっかりやっている人が大儲けをできるのでしょうか?

プロンプトが悪かった可能性もありますが、とりあえずは今回はほんとに参考程度でした。

へたっぴ投資家としての教訓

chatGPTの回答が僕にとってはいまいち腑に落ちなかったので、仮想通貨を含めた長期投資一般に関する自分で教訓的なものを考えてみました。

長期投資と短期投資の運用先そのものを分ける

 投機的売買と資産保有を混同すると、判断がブレます。chatGPTにおすすめされた「売らない口座を作る」のではなく、ポートフォリオにおいて明確に運用する商品そのものを分けることが僕には合っていると思います。商品が違うので売らない口座を作るということにもなります。

僕の場合、以下のように明確に区分されています。

短期投資:FXトラリピ(マネースクエア)
中期投資:新興国通貨手動トラリピ(ヒロセ通称)
長期投資:ideco(SBI証券)、NISA(SBI証券)、ミニ株無限ナンピン(SBI証券)、仮想通貨(Zaif)

これなら、全く目的が違うのでぶれずに運用できると思います。

「一部残す戦略」は侮れない

今回の僕のように、少額でも残すことで精神的な満足度は大きく変わります。

完全に降りないことが心理的保険になることがあるというのが十分理解できました。

少し持っておくだけでも急騰の恩恵は受けることができます。

このことは今後の出口戦略においても、重要な示唆となりそうです。

最後に

ここまでの流れとは全く関係ない話です。

トラリピ界のレジェンドである「あっきん」はビットコインを積み立てていると前からブログに書いていました。売却していなければかなりの量を持っていたはず。

インスタでアップしているのとは別に法人として持っているんじゃないかと思います。

ユーロ円で4千万円のロスカットくらっていましたがビットコインでは大きく儲けたことを祈りたいです。

自分はあっきんさんのおかげでトラリピに出会いました。

あっきんの運用は参考にはしましたがマネはしてませんので、あっきんのせいで損したーなんて感情は一切ありません。

感謝しかないです。

なので、ビットコインで成功していたらいいなぁと思ってます

ワークショップに行って、お会いしたかったので、ブログ活動を休止しているのは残念でなりません。

インスタも更新が止まってます。

復活しないかなぁ。

自分よりもブログが早く終わってしまうなんて、さみしいです。

 

へたっぴ
今日もここまで読んでいただきありがとうございます。時々ぽちっとしてくれると嬉しいです!!

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