【第006話】へたっぴのコツコツドスン対策

へたっぴです。

 

別の記事でも軽く触れましたが2019年はとんでもない阿鼻叫喚と共に開始されました。

フラッシュ・クラッシュという言葉を初めて知りました。

ロスカット、逆指値を連鎖的に巻き込んでの逆イナゴタワーはものすごい破壊力でした。

しかもこれがほんのわずかな時間で。

日本の薄商いの時間に発生したということで、よくわかりませんがミセスワタナベ狩りなんでしょうか?

 

僕はと言うと、もちろんリアルタイムで気づくはずもなく、起きたらメールの通知がたくさんあったので、

セールの案内がやけに来てるなぁと受信トレイを見てびっくりしました。

 

新規注文と決済メールがいっぱい!!

 

僕が運用している口座は低レバを意識しているので心配はしていません。

この手の暴落は「たまたま」ではないと思うんですよね。

5円くらいの変動は想定の範囲内です。

さすがに米ドルが15円くらい下がったら驚きますが。

コツコツドスンは絶対ある

リピート系FX(連続予約注文、トラリピ)と高スワップ積立は

「ロスカットされずに、長ーーーく(僕は15年以上だと思ってます)続ける・持ち続ける」

ことが最も重要です。

両者とも含み損があるポジションを長ーく持つことになるので、「コツ・コツ・ドスン」に出くわします。

「あるかも」ではなく「絶対ある」と言ってよいと思います。

 

FXはレバレッジをかけることができるので僕のような資金が少ない人間は、少しでも多くポジションを持った方が資産を増やす機会が増えると感じてしまうので過剰に仕掛けてまいがちです・・・。

実際、大きな動きがない期間だと多少レバレッジが高くてもあまり問題に感じにくいです。

この「欲望(いわゆるポジポジ病)」との勝負がFXをやるうえでの最大の試練、難しいところです。

 

これまでにもFXの大暴落はスイスフランショック、ギリシャショック、トルコリラショック等様々あり、阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されています。

ググれば、先人達の軌跡、数百万・数千万の資産が溶けたロスカットの画面はいくらでも出てきます。

ですが、他人の失敗や注意をブログ等で目にしても、実際に自分が経験してみないと中々「ポジポジ病」を抑えることは大変です。

 

 

コツコツドスン対策その1

「コツコツ・ドスン」は必ず発生するのはわかってる。でも「欲望」を抑えるのは大変。

わかっちゃいるけどやめられない。一種のジレンマですね。

そう感じるのは僕だけでしょうか。

 

僕はこのブログを書くこと自体がポジポジ病を防ぐための最大の予防ワクチンだと思っています。

・運用成績を整理し、文章を書いて公開する。

・自分なりの考えを書いて発信する。

何かを書いて発信することで自分の資産管理について改めて冷静になれるなぁと感じています。

 

コツコツドスン対策その2~高スワップ通貨積立~

  • ①レバレッジは2倍以下にし暴落に備える
  • 高スワップ通貨積立の総額を運用額全体の3割程度に留める

 

①2~3年の間、高スワップを受け取り続けたとしても、1発の「ドスン」で強制ロスカットされたら何にもなりません。

高スワップ通貨の「ドスン」は、最悪の場合2~3年くらいのスワップ益など簡単に吹き飛ぶくらいの破壊力があります。

最近だとトルコリラの下落が記憶に新しいですよね。

とにかく「強制ロスカットされない」が重要だと思いますので僕はレバレッジは2倍以下になるように気を付けています。

 

②運用先の通貨を分散させることには意味があるのか?

高スワップ通貨の場合、短期的には一つが暴落したら連鎖反応で一緒に落ちやすいです。

したがって、高スワップ通貨積立全体を抑えないとロスカット対策にはなりにくいと思います。

また円は「ほぼ円だけが?」安全通貨と見なされているので有事の際は円はどの通貨に対しても一斉に円高となってしまいます。

その意味では先進国通貨の場合でもあってもクロス円はリスク分散にはなりにくいような気はしてます。

 

②’ FX以外への分散は?

10年前に起こったリーマンショックのときは株式下落+投資信託の下落+円高 etcで分散してもあまり効果がなかった気がします。

「卵を一つの籠に盛るな」は投資の格言でありますが、机ごとひっくり返されたら意味がないです。

これについては僕自身も方向性を持っていませんし、どうしていいかよくわかりません。

ただ、集中投資するよりはリスクに強いはずだし、「投資信託」にはロスカットがないのでのんびり積立しながら超長期で持てば最終的(20-30年後?)には勝てると思います。

コツコツドスン対策その2~リピート系FX~

基本的には高スワップ通貨と同じですよね。

ちゃんとロスカット価格を考えて仕掛け本数を調整する。

これに尽きます。

 

リピート系FXは下落を迎えうつかのように次々と仕掛けてしまうので、思わぬ大ダメージを背負ってしまうことがありますが、手法の性質上仕方がないです。

というか「ドカン」が利益になることがあるので、「ドカン」を前提として仕掛けを調整することが大事です。

 

リピート系FXでも飛んでしまった方もいます。

ちょくちょくブログを楽しませてもらっていたのでちょっぴり寂しいです。

(暴落時は危険だろうなとは思いながら見てました)

僕自身がそうならないように資産管理をしっかりしながらこつこつやっていかなければと思いました。

コツコツドスン対策その3~高スワップ通貨でもちょっと攻める~

大きく下がった場合は安く仕掛けることができるチャンスの面があります。

為替は株式投資よりも回帰性が強いので、そのうち元に戻る可能性は株式投資よりも高いと思います。

もちろん限度はありますが。

この回帰性を利用したのがリピート系FXであることは言うまでもありません。

 

僕は積立投資を行っていますがレバレッジは2倍よりも低く抑えています(1.7倍くらい)。

残りの0.3倍は「ドカン」の時に買うために残しています。

ただ平時には「下がったら買う!!」と思っていても、暴落を目にしたらまだ下がるかもと思って買いづらいです。

なので、予め指値注文を下の価格帯に入れておき、暴落時は積立分をある程度先取り購入するようにしています。

いうなれば、積立投資にリピート系FXの手法を一部取り入れているようなものです。

しかしながら下手すれば追い打ちくらうかもしれないので注文ロットは今のところ少なくしています。

 

先日のアップルショックの際、一瞬評価損が増えただけで結果的にはノーダメージでした。

それどころか下の方の価格で予約しておいた注文が成立し、幸いなことに現在は全て上がったので結果的にはちょっぴりプラスの状態です。

お年玉みたいなものなので積立投資分だけは決済しようかとも思案中です。

 

残念ながらロスカットされてしまった方・大ダメージをくらった方も、まだ一年が始まったばかりです。

一緒にこつこつ投資、頑張りましょう!!