【第129話】両建てによるヘッジ戦略も大事

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  へたっぴです。 新型コロナと原油安で3/9は激しい動きでした。 普段は全く相場を見ませんがやはり気になった夜に1時間くらい見てました。 相場を見て良かったことと悪かったことがありましたね。 とんでもない値動きのタイミングで見てしまったので、恐怖心10倍になり完全に動揺しました。 米ドルが数分間で1円以上下がって、あっという間に全体の含み損が10万円近く変動したのです。 ローソク足の動きがとんでもなかったです。普段は米ドル円なんて1日で0.5円くらいしか動かないじゃないですか? それがあっという間に1円下がる。そりゃビビりますよ。   101円突破した時は恐くなりました。 この勢いが続けば90円台に突入するのは時間の問題かも…なんて頭をよぎりました。 ヤフーのトピックスでアメリカ経済が危機的状況に陥るみたいな記事を読んでたこともあり完全に動揺してました。 102円付近で思わずショート注文。 ロングは恐くて追加注文はできませんでした。 へたっぴだからよせばいいのに。   ただ、これで冷静さを取り戻したこともあります。 『80円になったらロングのポジションは45万円の含み損だけど、ショートのポジションは22万円の含み益。差し引き23万円の損失か・・・』 『80円の超大暴落でも23万円の損失で済むから、余裕で耐えることができる!!』 そう考えればかなり気分が楽になりました。   ショートポジションを保険で持っておけばロスカットレートは下がります。 安全性が増します。 逆に円安になったらショートポジションは含み損になりますが僕はロングポジションの方が多いのである程度は相殺可能です。 僕はマイナススワップが嫌だし、円安になった時の損切りも嫌なのでショート戦略を取ってきませんでした。 急落時は指を咥えてロスカットにあわないようにひたすら耐えるのみでした。 しかしながら、こういう急落相場を経験したらショートポジションによるヘッジの重要性が分かりますね。 今後は両建てのショート戦略も使うようにします。 為替は行ったり来たりの玉の取り合いなので波に乗れば利益になるし、なんと言ってもロスカット対策になります。 ハーフ&ハーフは今みたいな相場ではショートの出番がありません。 幅広くショートの網も張ります。 とはいえマイナススワップはきついので薄ーく、数量も少なくします。 両建てですがショートはあくまで保険です。 マイナススワップは保険料がわり。 ショートポジションを持つと言っても全部を両建てするわけではありません。 マイナススワップで日々の証拠金が削られるのは基本的には嫌なので現段階で両建てを行うのは米ドル円、豪ドル円、ニュージーランドドル豪ドル、ニュージーランドドル米ドルの4ペアだけです。 だんだん金利が下がってきたのでプラススワップも減ってますが、マイナススワップも減りました。 ヘッジも少しはやり易い環境になりつつあります。   と言うことを書いていたら今度は米ドルの爆上げで108円突破!!! 米ドルのショートポジションについては一気に含み損拡大しました。 しかしながら、このまま一気に円安のトレンドが出るとは思えません。 まだまだ上下に激しく動きそうな展開になるかもしれないのでヘッジはしておきます。 米ドルは余裕ですが、オーストラリアドルが大変なことになってます。 ヘッジで時間稼ぎをしながらなんとか生き残るように頑張ります。
へたっぴ
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