【第297話】50歳を迎えて思うこと ~健康・仕事・若者たちの未来~

happy birthday sign

へたっぴです。

先日誕生日を迎え、気づけば50歳になりました。人生の折り返し地点というには少し遅いかもしれませんが、

今は人生100年時代ともいうのでちょうど折り返し地点なのかもしれません。とりあえずひとつの節目を迎えたように感じています。
若い頃には想像もできなかった「50代の自分」ですが、実際になってみると、内面は意外と変わらないものですね。でも、体は正直。以前のように無理がきかなくなってきました。

健康診断の結果がくれた小さな喜び

50歳になって最初の健康診断で、なんと血圧が下がっていました。数年前から「正常範囲だけどやや高め」と指摘され、医師からも生活習慣を見直したほうがいいかもねと言われていたので、正直少しビクビクしながら測定結果を見たのですが、思わぬ「合格!」に小さくガッツポーズ。

看護師さんからも素晴らしいですと言われました。

もともと運動はしていたのですが、よくわからないまま血圧が高くなってました。お酒も控えめにし、塩分を意識して減らし、エレベーターより階段を選ぶようにした日々が報われたような気がします。50代は「努力しても変わらない」と諦めがちになりますが、きちんと結果に現れると、自分の身体との付き合い方も変わってきます。

ただし、血圧が下がったからといって油断は禁物。健康は一度崩すと立て直しが難しい年齢です。睡眠、食事、運動。どれも急には良くならないけれど、積み重ねれば少しずつでも前進できる。その実感を持てたのが何よりの収穫でした。

先月は尿管結石に見舞われたましたが、ここ1-2年は野菜がかなり多め、お茶・コーヒーはガボガボという食生活でシュウ酸が貯まりやすい生活でした。やっぱり何事も極端は良くないです。

仕事も遊びも。

これといった趣味はなく、休日もダラダラ過ごすことが多いので、遊びについては何も言えないですが、まぁストレスをため過ぎないことが大事なんでしょう。

※時々ランニングしたり、ロードバイク乗ったり、サッカー観戦行ったり、LOVEBTESのライブに行ったり、といつもいつもダラダラしているわけではないです。一応、趣味にはなるのか?

 夏のボーナスと「育てる仕事」のやりがい

6月のもうひとつの嬉しいニュース。夏のボーナスが支給されました。金額も評価も、正直かなり良かったです。でも、これは決して自分ひとりの力ではありません。直属の部下たちが非常に優秀で、チームとしてしっかり成果を出せたことが大きかった。

若い頃は、自分が目立って成果を出すことが評価に直結していましたが、今は「部下をどう導き、育てていくか」が管理職の仕事。プレイヤーからマネージャーへと立場が変わることで、求められるスキルや視点も変わりました。

昔ながらの年功序列制度が残る会社ではありますが、それがあるおかげで、今もこうして安定した報酬を受け取れています。若い頃には「なんで年齢だけで差がつくんだ?」と思っていましたが、今になってわかるのは、「年を取ること」の意味。

体力は確実に落ちます。集中力も続かないし、気力も若い頃のようにはいきません。ホルモンバランスの影響もあって、やる気が出ない日も増えてきた。でも、過去の経験と知識が積み重なっているからこそ、「それでも仕事が回せる」。
そんな今だからこそ、年功的な評価は理にかなっていると実感しています。

年功序列を否定する人もいますが、自分が年を重ねたとき、果たして同じことが言えるでしょうか? 年を取っても若い人に負けないぐらい頭を動かせるなんてほんの一握りだと思います。大多数の人間は衰えます。長く働いた分のリターンがあるからこそ、働き続ける意義がある。そう思えるようになりました。

まぁこれは転職とかが絡んでいないからでしょう。

初任給アップの裏にある”制度のカラクリ”

最近は、ニュースでも「初任給◯万円に引き上げ!」といった報道が目立ちます。実際、うちの会社でも初任給が上がりました。これはとても良いことだと思いますし、若い人の生活基盤が少しでも安定するのは歓迎すべきです。

会社としては、先輩社員との逆転現象(年上より新人の方が高給になる)を避けるため、多少のベースアップを同時に実施しています。ただし、裏では調整も入っています。その分、制度の仕組みが変わって「入社後の昇給幅」が抑えられるようになっているのです。

つまり、初任給が高くても、その後の昇給スピードが遅くなれば、生涯賃金としては変わらないどころか、成果を出さなければ減っていく可能性もある。そういう「成果主義的な要素」がどんどん強まってきているのです。

私が入社した頃は、年功的な要素が大きく、「ある程度の年数を積めば自動的に昇格する」という空気がありました。でも今は違います。何度かの制度改正を経て、職能資格の評価は「成果」にかなり重きを置くようになりました。

さらに最近では、「部署異動しないと上に行けない」制度も導入されました。これは会社としては「幅広い経験を持った人材を育てたい」という意図だと思いますが、転勤を好まない人にとってはなかなか厳しい話。全国転勤があるという前提で入社はしていますが、結婚などのライフスタイルの変化で考えは変わりますからね。

ただ、それでも「出世は興味ないし、転勤もしたくはありません」という人もいれば、「全国どこでも行きます、バリバリ出世したいです!」という人もいる。両方の生き方を選べる制度になっているのは、良いことかもしれません。

とはいえ、これからは本当に「仕事ができる人とそうでない人」の差がはっきり出てくる時代になるでしょう。評価も給与も、その差を如実に反映するようになります。若い人たちは、プレッシャーも多いだろうなと感じます。

私はあと10年で定年。
制度の変化についていくのもそろそろ限界かもしれませんが、なんとか「逃げ切れる」ように、もう少しだけ走り続けようと思います。定年後の人生設計もそろそろ視野に入れながら、50代後半をどう生きるか。自分なりの答えを見つけていけたらと思っています。


追伸:
50代になると、「過去の自分の努力」に支えられる場面が増えてきます。これは決して楽ではないけれど、少しだけ誇らしくもあります。今、頑張っている若者たちにも、いつかそう思える日が来るといいなと思いながら、今日も一日を積み重ねています。

50歳になったので記念に書いてみました。

へたっぴ
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