へたっぴです。
僕のリピートFX運用では先進国通貨を対象にマネパnanoの連続予約注文を使って運用することを主戦場にしており、投資金額全体の半分くらいの資金を充ててます。
投資資金の20%くらいを使ってヒロセ通商の口座で新興国通貨の手動トラリピを行っています。
残りがつみたてNISA、ideco、ミニ株とかです。
もともとマネースクエアのトラリピでFXを始めたのでマネースクエアにも資金を残していて、もったいないから細々と運用していましたが、安定性を取るとマネパ口座で運用している通貨と運用方針が被るんですよね。
資金をマネパに移すのもありなのですが、マネースクエアはツールが便利だし、マネースクエアでの通算の運用成績はマイナスということもあり悔しいのでせめて黒字にしてからという思いもあり、資金を完全撤退させることは考えていませんでした。
そんなわけで手間をかけずにトラリピを完全放置で回して、以後どうするかは黒字になってから考えようと思い、現在ほぼノータッチの状態でしたが、最近の米国株などの下落を受けて株の方に資金を移しても良いかなと考え始めました。
ただし、日本・海外問わず個別株での運用はミニ株やってるし、銘柄選びが面倒くさいので全く考えていません。
やるならインデックスを対象とした商品のみですが、すでにNYダウ、S&P、NASDAQなどはつみたてNISAやiDeCoで運用しているので、手法としては被らせたくない。リピートFXみたいにこまめに利確させたい、自動売買で運用したいなぁと漠然と考えていました。
そこで思い出したのがCFD。
たしかマネースクエアではCFDもやってたはずと思い、サイトで確認。
最近、NASDAQ100が加わって7種類の商品があり、2021年以降はNYダウは1/10のスケールで商品を運用できるようになったので証拠金も8,000円くらいで運用できるようになってます。
CFDって100枚が基本だから、一つあたり200万~300万円くらいの商品を動かして運用するので多額の運用資金が必要というイメージを持ってましたが今はその1/10でできるんですね。
マネースクエアはラインナップが少ないといえば少ないですがSBI証券も同じだったので気にしないです。
CFD商品 | 証拠金(2021年以降) |
---|---|
日経225 | 70,000~81,500円 |
NYダウ | 6,500~8,100円 |
NASDAQ100 | 6,200~6,500円 |
DAX(ドイツ株価指数) | 40,000~48,000円 |
FTSE100(ロンドン株価指数) | 12,000~25,000円 |
金ETF | 35,000~45,000円 |
原油ETF | 8,000~20,000円 |
株価はインデックス指標といえども為替と比べると値動きが激しいですが資金管理を間違えなければ、中リスク中リターンくらいはいけそうだなと思いましたのでマネースクエアCFD口座を開設し、FX口座にある資金を移動させてCFD運用をすることにしました。
どの商品にするか?
僕の場合、資金はマネースクエアのFX口座にある60万円を運用資金として使いますが資金としては少ないので必要証拠金が少ない商品の中から選ぶと、
・NYダウ
・NASDAQ100
・原油ETF
の3種類からしか選択肢はない状態です。。
マネースクエアのCFDはリセット付証拠金取引という商品なので、最大15ヶ月間しか保有できません。
商品は毎年9月にその年の商品が発売され、翌年12月末にリセット(強制決済)されるという仕組みです。
株価指数なのに毎年商品が発売?というのが、ややわかりにくい気がしますが、12月末に強制決済されるというのが重要な部分です。
(決済されても、同じタイミングで翌年の商品を買ってそれが上がれば損失を取り戻せないことはない?)
CFDトラリピについてはあっきんさんの下記ブログが参考になると思います。
ここで重要なのは上がれば損失を取り戻せるということです。
ものすごく当たり前のことです。
原油ETFはここから上がるのか?
情報が多くないのでよくわからん。
よくわからない商品にいきなり手を出すのは危険です!!
おまけに原油ETFのチャートを見たところコロナショック時は465~750くらいだったのが、直近では2500~3000!
5倍以上になってる!
逆に言えば1/5になる可能性だって大!
仕掛ける本数でリスクはある程度調整できるけど、さすがにこの値動きの広さをカバーする資金管理は無理ですね。
なので原油ETFは却下。
ということで少ない資金でCDFトラリピをやるなら王道のNYダウかNASDAQ100ですね。
マネースクエアのCDF口座持ってる人の96%がNYダウを運用してるそうです。
NYダウやNASDAQ100は長期間でみればさらに上がっていくと思うので、年末にリセットされてもすぐに買い戻すことで高値掴みはある程度避けることはできるかな?
さて、NYダウとNASDAQ100のどちらにするか?
モーニングスターのインデックスのサイトで確認したところ、相関係数は0.86だったので同じような値動きをすることがわかりました。
ここで2015年以降の最安値と最高値を確認したところ、
・NYダウ :18000⇒36000
・NASDAQ100 :5000⇒16000
で、NASDAQ100の方が高低差が大きいことがわかりました。
ただコロナショックの時は直近高値からの下落は
・NYダウ :30000⇒18000
・NASDAQ100:10000⇒6000
で、NASDAQ100の方が高低差が小さかったです。
NASDAQ100は世界を牛耳るGAFAMが引っ張っているので特に最近では相場のショックに強い可能性があり、将来的にもこの傾向は続きそうです。
困りました。
僕の資金量では2つは無理。
相関が高いので2つに分散しても分散にならない。
NASDAQ100に決まり!
いろいろ悩んだ末にNASDAQ100に決めました。
理由はロスカット水準です。
マネースクエアの運用試算表でロスカット水準を試算し比較してみました。
こちらがNYダウでの試算。
高値を追いたくないので34000を上限に500ポイントおきに6本仕掛ける設定だとロスカットは25224となりました。
NYダウの25224は現在値(33500)から25%下がったところです。
直近では2020年6月の水準です。
心もとないので、もう少し余裕も持つには仕掛け本数を減らす必要があります。
つづいてNASDAQ100での試算
こちらも高値を追いたくないので14000を上限に500ポイントおきに6本仕掛ける設定だとロスカットは5060となりました。
NASDAQ100の5060は現在値(13500)から67%下がったところです。
だいぶん余裕があります。
5060は2016年6月まで遡った値です。
コロナショックでも6600だったのでこれなら大丈夫そうです。
NYダウとNASDAQ100では指数の大きさが違うので「500ポイントおきで6本」という同一の条件はリピートのしやすさとか違うので同一に見るのはダメかもしれませんがわかりやすさが良いので気にしないでおきます。
仕掛ける範囲は?
資金が50万円と少ないのでマネースクエアのサイトを参考に考えてみました。
・おためし:資金50万円
・おすすめ:資金100万円
・ゆったり:資金200万円
です。
マネースクエアのサイトには設定レンジやトラップ幅の根拠が掛かれているので参考になります。
マネースクエアでは660ポイントおきに設定していますがわかりにくいのでアレンジしました。
・500ポイントおきにトラップを設定
・利益金額も660ポイントを500ポイントに変更。
・上3本+下3本=計6本を上2本+下4本=計6本にしました。
まとめると、14000~11500の間に500ポイントおきに計6本でスタートします。
マネースクエア案より利益が少なるかもしれませんがわかりやすさ重視です。
上限は14000まで。
資金が少ないうちにリピートしない高値ポジションを持つと最初から身動きができなくなるのでしばらくは相場についていくことはしません。
ウクライナ侵攻前に始めてマネースクエアの設定で運用を開始していたら、いきなり大変な状況になっていました。
ただ高値になっていくのをぼーっと眺めるのは悔しいので14000の仕掛けは決済幅を1500にして高値圏についていくことにしてます。
利益はそのまま再投資の原資とし、5~7万円利益が積み重なるごとに1本仕掛けを増やします。トッピングリピートですね。
・5万円あれば1つの仕掛けに対し、だいたい4300の下落に耐えることができます。
・7万円あれば1つの仕掛けに対し、だいたい6300の下落に耐えることができます。
・10万円あれば1つの仕掛けに対し、だいたい9300の下落に耐えることができます。
ので全体のリスク耐性を大きく低下させることなく仕掛けを増やすことができます。
2万円だと1300の下落にしか耐えることができませんので少なくとも利益が5万円積みあがってからトッピングリピートを行います。
理想は10万円ごとに仕掛けを追加することですが10万円の利益を上げるのに時間がかかりそうなので5~7万円ごとに追加します。1年に1~2本ってところですかね。
トラリピFXの時と同じように基本放置します。
資金追加はせずに利益だけで大きくしていきます。
どうなるか楽しみですね。
口座を開設し(申し込んだ次の日から開設できました)、トラリピ設定したらすぐにトラリピ成立しました。
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一応言っておきますがCFD運用開始はキャンペーンにつられたわけではないです。
キャンペーンごときで大事な大事な運用が左右されることはないです!がちょっと嬉しい。