【第333話】ハンガリーフォリント円の運用開始(ヒロセ通商高スワップ手動トラリピ)

 

へたっぴです。

ヒロセ通商で高スワップ通貨を対象に手動トラリピ運用を行っています。

ほぼ動きはないですが。

今回、対象通貨を3通貨から4通貨に増やしました。

ハンガリーフォリントの運用開始

これまで3通貨(トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド)で運用していました。

下落したら、トラップを仕掛けるつもりで、ものすごく低いレバレッジで運用していましたが全然落ちてきません。

ブログネタで運用をやっているわけではないですが、ネタ的にそろそろ飽きてきたので、新しい通貨ペアを加えることにしました。

ヒロセ通商で扱っている中で目を付けたのがハンガリーフォリントです。

2年前くらいは政策金利が13%とかなり高い金利でしたが、現在は6%くらいです。

とりあえず、ハンガリーフォリント、トルコリラ、メキシコペソの特徴を比較した表を作ってみました。

 

比較項目 ハンガリーフォリント (HUF/JPY) メキシコペソ

(MXN/JPY)

トルコリラ

(TRY/JPY)

投資単位 10万通貨 1万通貨 1千通貨
スワップ収入(1か月) 約195円

(6.5円/日)

約420円

(14円/日)

約750円 〜 810円

(25〜27円/日)

必要証拠金 約2,100円

(レート0.52円想定)

約3,680円

(レート9.2円想定)

約1,400円

(レート3.5円想定)

政策金利 6.25% 6.50% 37.00%
インフレ率(CPI) 約1.8%

(目標圏内で安定)

約4.4%

(やや高止まり傾向)

約28% 〜 32%
国際格付け Baa2 (Moody’s) / BBB (S&P)(投資適格級) Baa2 (Moody’s) / BBB (S&P)(投資適格級) B1 (Moody’s) / B+ (S&P)

(やや投機的)

政治の安定性 EUとの確執はあるが国内政権は強固 内政は安定的、米トランプ政権の関税動向がリスク 大統領による中銀介入リスク
為替レートの方向性 緩やかな上昇・横ばい 堅調維持、米景気や原油価格に左右されやすい 長期下落トレンド

※スワップ、証拠金はトルコリラは1万通貨で計算

※スワップポイントはヒロセ通商(2026/5/19)の値を採用

 

トルコリラの政策金利がぶっちぎりで高いのは周知のとおりです。ハンガリーフォリントとメキシコペソはともに政策金利は6.25〜6.50%と同水準ですが、インフレ率に差があります。

そのため、これら3通貨の特徴は以下のように言えると思います。

 

ハンガリーフォリント:

インフレ率が1.8%まで抑え込まれているため、実質金利(金利 − インフレ)はプラス約4.4%と非常に高く、通貨としての底堅さがありそう。EUとの確執しだいでは下落する?

メキシコペソ:

インフレ率が4.4%前後とやや高いため、実質金利はプラス約2.1%。十分なプラス圏なので、中銀が物価安定に対してタカ派な姿勢(慎重な利下げ)を崩していないため、ペソ安になりにくい安心感がある。
トルコリラ:

スワップ効率は驚異的だが、依然としてインフレ率が30%前後と高く、実質金利のプラス幅はわずか。高いスワップ収入があっても、リラ安による「為替差損」で相殺されてしまうリスクと常に隣り合わせ。ただし、ここ1~2年は下がるだけ下がった感じもある。

20万円分購入した場合のスワップポイントで比較

3通貨は為替レートが異なるため、同じ証拠金であっても購入できる通貨量は異なります。上記表ではスワップが実際いくらもらえるのかがわかりにくいです。

そこで各通貨の取引単位や為替レートを一切無視し、20万円分をそのままそれぞれの通貨に均等に割り振って購入した場合に得られるスワップを比較してみました。

この計算を行うと、「20万円という同じ元手から、毎日・毎月いくらの不労所得(スワップ)が生み出されるか」という、実際の投資パフォーマンスに直結する比較が明確になります。

100万円で比較してもよかったのですが、僕がハンガリーフォリントを20万円分購入しようかなと思ったので20万円としました。

 

比較項目 ハンガリーフォリント トルコリラ メキシコペソ
基準とする通貨量 10万通貨 1万通貨(1,000通貨×10) 1万通貨
想定為替レート 0.52円 3.5円 9.2円
ポジション必要総額 52,000円 35,000円 92,000円
1日あたりのスワップ 6.5円 26.0円(2.6円×10) 14.0円
20万円で購入できる通貨量 約38.46万通貨 約5.71万通貨 約2.17万通貨
20万円あたりの

1日スワップ

約25.0円 約148.6円 約30.4円
20万円あたりの

1か月スワップ

約750円 約4,458円 約912円
証拠金に対する

月間利回り

約9.37% 約55.71% 約11.41%
証拠金に対する

年間利回り

約114.1% 約677.8% 約138.8%

 

為替レートの違いを反映し、「20万円」で買えるだけの限界数量までポジションを持った場合、得られるリターンには以下のような決定的な差が出ます。

 

トルコリラ(TRY)[圧倒的1位]
20万円の元手で約5.7万通貨購入できます。1日あたり約148円、1か月で約4,450円ものスワップを生み出し、他の2通貨を圧倒しています。「月1万円」の目標に対して、この20万円の塊を約2.2個分(総額約45万円)用意すれば、レバレッジ1倍の完全安全圏でも達成可能になる計算です。

メキシコペソ(MXN)[2位]
20万円の元手で約2.1万通貨購入できます。1日あたり約30.4円、1か月で約910円のスワップになります。トルコリラほどの爆発力はありませんが、為替レート自体が底堅く推移している(元本割れしにくい)投資適格級の通貨としては、十分に高いパフォーマンスを維持しているといえます。

ハンガリーフォリント(HUF)[3位]
1フォリントが0.52円と安いため、20万円で「約38.4万通貨」という大量の枚数を購入できます。しかし、10万通貨あたりのスワップが6.5円と低いため、これだけ大量に保有しても1日あたり約25円、1か月で約750円に留まります。正直言って、スワップ投資という面ではあまりメリットはないみたいです。

Geminiに聞いてみた

このままじゃ面白くないのでGeminiにこれらの3通貨ペアを対象にスワップ投資で月1万円を作る場合について検討してもらったところ、以下のような答えが返ってきました。

 

①資金効率を最優先(ハイリスク・ハイリターン) ➡ トルコリラ
必要証拠金に対する利回りは約677%と桁違いです。長年の下落トレンドによる「為替差損(元本割れ)」のリスクを考慮しても、この圧倒的なスワップ効率の高さは「少額の自己資金(30万〜45万円)で月1万円を作る」ための強力な選択肢になります。

②バランス(ミドルリスク・ミドルリターン) ➡ メキシコペソ
トルコリラほどの爆発力はありませんが、証拠金利回りは年間約138%と優秀です。格付けが投資適格級(BBB)であり、為替レートも比較的堅調なため、「元本の安定性」と「資金効率」のバランスが最も優れています。

③カントリーリスクの分散 ➡ ハンガリーフォリント
3通貨の中では証拠金効率が最も低く、「月1万円」を目指すにはまとまった資金(130万円以上)が必要になります。ただし、メキシコ(対米関税リスク)やトルコ(内政・インフレリスク)とは全く異なる「欧州(EU)経済圏」に属しているため、ペソやリラとの分散投資先として保有する地政学的なメリットがあります。

 

スワップの額で判断するとハンガリーフォリントは適していないですが、運用する意味・メリットが全くないわけではないです。

しかも、

『落ちるときは全て落ちる。

卵は一つのかごに入れなくても、テーブルごとひっくり返ることもある。』

が僕の持論なのでカントリーリスクの分散は大きなメリットではないです。

しょせん全てクロス円だし。

スワップポイントについてもメキシコペソと比べてもそこまでスワップが劣るわけではないので、許容範囲じゃないかと思っています。

ハンガリーフォリントは取り扱い会社によって、スワップが大きく異なります。

GMOクリック証券はヒロセ通商の3倍くらいのスワップがもらえるので、GMOクリック証券でハンガリーフォリント運用を行う場合、位置づけはメキシコペソ運用と逆転します。

スワップ投資においてFX会社選びは重要と言われますが、通貨ペア毎に資金を分散して管理するのはちょっと面倒くさいので資金効率のデメリットを享受しながら運用します。

 

 

へたっぴ
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