【第079話】FXはゼロサムゲームだから『いつかは勝てる』

pixel2013 / Pixabay

へたっぴです。

米中の関税報復合戦が再開しました。

月曜日から相場が大きく動くかなとドキドキしてましたが無風でした。

織り込み済みということでしょうか?

何でもよいですが一安心です。

 

FXトレードはゼロサムゲームと言われます。

ゼロサムゲームが何かという詳しい話は他の人の解説にお任せします。

ゼロサームゲームでは一方は利益を得る反面、もう一方は損失を被ります。

『誰かが勝ったら、誰かは負ける』

ゼロサムゲームだからFXは投資ではなくギャンブルだという話にはあまり関心ありません。

ギャンブルも投資も利益をあげるための手段にしかすぎないので本質的には同じものだと思っています。

FXが何のジャンルに区分されようとも結局は競争に勝てばいいだけの話です。

どの方法が自分に適している(時間、原資、資金管理…etc)か考えた時、FX、しかも積み立てによるリピートFXが一番向いていると思ったので積立リピートFXに最も資金を投入して運用しています。

 

関心はありませんが、FXはゼロサムゲームだとする意見が圧倒的に多いです。

『誰かが勝ったら、誰かは負ける』

前者の誰かとは銀行、ヘッジファンド、機関投資家ですかね。

後者の誰かとは個人投資家が多そうです。

個人投資家の90%は負けていると言われてますし。

そんな中でトラリピやループイフダンの顧客の勝率はすごいです。

しかも証券会社が堂々と実績を謳っています。

ループイフダンはここが凄い(実績)アイネット証券

なんと儲かった人の割合80%!!

これが株式市場とか競馬・パチンコの世界だったらかなり胡散臭いです。

普通の感覚なら信じてもらえないでしょう。

僕も信じません。

一般的には個人投資家は負けている人が圧倒的に多いのにリピート系FXはなぜ勝率が高いのか?

不思議です。

ただ、僕もリピート系FXを始めて1年半くらいのペーペーですが、これらリピート系FXの勝率はあながち嘘ではないのかなと感じています。

(マネパの連続予約注文をメインに運用しているので、トラリピやループイフダンと少し手法は違います。

が本質的には同じリピート系FXなので大した違いはありません。)

 

個人的な結論は

『為替には回帰性がある』と『FXはゼロサムゲームである』

という2点です。

為替の回帰性

同じ値段に戻ってくるこの「回帰性」が、リピート系FXにおいてはかなり重要です。

リピート系FXは基本的には逆張りです。

落ちてきたら買う。

上がってきたら売る。

ので、基本的には新規注文成立した後はマイナスになっていることが多いです。

ですが、そのうち同じ値段に戻ってきます。

めちゃくちゃ時間がかかる場合もありますが、時間さえかければほぼ戻ってきます。

先進国通貨は特にこの傾向が強いです。

片方だけが上がり続けることはめったにありません。

急落はチャンスです。

戻ってくる可能性が高いので。

 

FXの取引形態について時間軸で分けた場合、

・スキャルピング(往復取引に要する時間:秒~分)

・デイトレード(往復取引に要する時間:分~時間・日)

・デイスイング(往復取引に要する時間:1~3日)

・スイング(往復取引に要する時間:日~週・月)

・スワップ(往復取引に要する時間:年単位)

があります(時間は個人的見解です)。

リピート系FXはどれにあたるか?

どれにも当てはまらないし、どれにも当てはまります。

買った(売った)価格に戻ってくるのを待つという手法なので、早ければ分単位で決済しますし、戻ってこなければ年単位での決済になります。

『トレードの本では相場の動きが自分が思っていた方向と反対になったからといって、手法を変えるのは良くない』と書いていることが多いです。

つまり、スキャル⇒デイ⇒スイングという具合に決済をズルズルと延期する。

最終的には塩漬けにする資金効率が落ちるし傷が大きくなるからダメ。

こんな感じで書かれている本が多いです。

リピート系FXは時間軸が次から次に変わるのは普通です。

本に書いてあることと反対ですね。

時間軸を気にせずに為替の回帰性を利用して戻ってくるのをひたすら待つ。

ロスカットにさえあわなければよいだけなのでリピート系は利益を出す人の割合が多いのもうなづけます。

FXはゼロサムゲームだから順番が回ってくるまで待つ

何度も書きますがゼロサムゲームは

『誰かが勝っていた場合、誰かは負けている』

『誰かが負けていた場合、誰かは勝っている』

です。

勝ちと負けの総量(勝ちの総量=負けの総量)が常に同じ。

これが重要です。

みんな負けということがあり得ないので。

相場が動く限り、勝つ人と負ける人が入れ替わることになります。

例えば

1ドルが100円の場合、

①1ドルを100円で買った人

②1ドルを100円で売った人

同数存在します。

 

100円⇒150円になったら、

①100円で買った人⇒50円の勝ち

②100円で売った人⇒50円の負け

 

100円⇒50円になったら、

①100円で買った人⇒50円の負け

②100円で売った人⇒50円の勝ち

為替相場はこの動きの繰り返しです。

 

全員が負けることはないということは、誰かは勝つ。

また

『ゼロサムゲームの場合の利益の期待値は理論上0になる』

ということは利益になる確率は50%です。

しかも利益と損失は入れ替わる。

大事なのはいつ勝つか。

いつまで待つか。

上記にも書いた為替の回帰性を利用して時間軸を気にしないでおけば、ポジションはそのうち利益の方のポットにストンと収まるはずです。

そこですかさず利益確定。

もっと利益を伸ばせるかもしれないですが、次は損失のポットに行く可能性も50%なので無理しない。

これをひたすら繰り返すのがリピートFXです。

為替の回帰性とゼロサムゲームを利用すればいつかは持っているポジションは利益に変わるはず。

だからリピート系FXで利益を出している人が多いと考えています。

 

リピートFXの運用で利益はどうなるのか、本当に利益になるのか10年くらいかけてこのブログに記していきたいと思います。

 

へたっぴ
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